保育目標
- “他者を思いやる力”を育てる。 集団生活を通して自分を大事にし、周りの人やものも大切にする気持ちを育てる保育を心掛ける。
- “学びに向かう力”を育てる。 たくさんの体験をする中で、「なんだろう?」「やってみたい!」という好奇心や探求心から、主体的に挑戦する心を育む。
保育の特徴
- 「自分の生活の主人公は自分自身」…そんなふうに一人一人の子どもたちが自分に誇りと自信をもって生活できるよう、一人一人が自立していく力を育てる保育を大切にします。
・「安定した生活の流れ」(変わらない日課で日々の生活が子ども自身で見通せる)
・「一人一人の生活リズムに応じた生活習慣の自立」(一人一人の発達の姿や生活状況に応じた排泄・食事の自立) - 幼児クラスでは、毎日の活動(遊び・生活)がみんなにとってよりよいものになるよう、自分のこととして互いに考え合い、思いを言葉で表現したり聞いたりするなど、意見を出し合いながら明日への保育へとつなげることを大切にします。
- “誕生日”は一人一人の命の始まりの大切なお祝いの日です。みんなで「お誕生日会」でお祝いするとともに、
一人一人の誕生日、その日にクラスでお祝いします。
保育園は子どもたちが初めて出会う集団の場… つまり、家庭とは違う“社会”への第一歩を踏み出す場です。
生まれて初めて大好きな家族と離れて、一人一人違う“ほかの人”と出会い、共に生活を作っていく…子どもたちが初めて出会う“社会生活”の場です。 このように、子どもたちの育ちにとってとても重要な場所が“保育園”です。 ひこねさくら保育園では一人一人の子どもたちが自分らしく周りの人々(友だちや保育者等)と十分に関わり、共に生活をつくっていく喜びを学んでいきます。保育者は子どもたちにとって初めて出会う 家族以外の“ひと”です。
「ひとっていいなぁ」……そんなふうに子どもたちが思えるよう、色々な人やものと出会い、共に社会生活をつくっていく原動力につながっていくと考えます。 ひこねさくら保育園では、保育者は子どもたちにとって“様々な知識や表現する楽しさを伝えてくれるひと”であり、“「おもしろい!」「やってみたい!」を一緒に感動してくれる仲間”であり、時には「困ったな、どうしたらいいだろう」と“一緒に考え、悩んでくれる存在”である等、子どもたちの育ちの場面で、それぞれに応じた必要な存在になりたいと考えています。子どもたちが育っていこうとする姿を示すだけでなく、かたわらから、時には後ろ側から、そっと、そして温かく見守り支える存在でありたいと思います。ひこねさくら保育園では、子どもたちに関わり共に生活するすべての保育者だけでなく、彦根総合高等学校の教員やボランティアの高校生等、いろいろな世代の人たちが“保育者”だと考えます。この保育者が同じ思いで子どもたちの育ちを支えていきます。